2012年にルーヴィスで施工した北寺尾の物件を、
原状回復と合わせてキッチン周りを新しくしました。
第一期工事では、コストに配慮しつつ、
住居への転用に必要な機能をどうやって足していくかが肝でした。
こちらの物件はもともとテナントで調剤薬局がはいっており、
住居に必要な浴室や洗面がありませんでした。
そこで、既存で活かせるところはそのままにし、
必要な水周りは共用の倉庫であった場所に新設するという
大胆な計画を決行しました。
第二期工事では、入居者の退去に合わせて原状回復をメインに、
第一期工事では手をつける余裕がなかったキッチンまわりを更新しています。
具体的には、古いキッチンと新しい造作キッチンを入れ替え、
壁面を白いタイル貼りに、床にはモロッコ調のCFシートを貼りました。
1回の工事ですべて希望通りにならなかったとしても、
時間をおいて2回、3回と手をかけてあげることで
オーナーさんにも入居者さんも愛着のある賃貸物件になるんじゃないかなと思いました。