[mosaic park]
mosaic(感性・違和感)× park(余白).
絵本は、一番身近なアートだと言う出版レーベルのYAMAVICO HAUSさん。
彼らのオフィスとショップ、ギャラリーが入る小さな複合拠点づくりを、設計でお手伝いしました。
「銭湯の湯船に入ってるように働いてたら、面白くないですか?」という彼らの言葉をきっかけに出てきたmosaic parkというキーワード。
mosaicは、
銭湯から連想されるモザイクタイルインテリアを広義な視点で捉え直し、作品展示やワークショップイベント、働く場所など、あらゆる使い方に応じて空間のモザイク柄や凹凸が変わりゆく、“動くタイルインテリア風景”を想像したところに始まります。
いろんな活動がカモフラージュみたいに同居してることもモザイクみたいだなと思いました。
また、銭湯になぞらえたいもう一つのポイントは、共同浴場という生活の一部であり、身体と心の余白をつくる役割を担っているところ。これが“×park”に至った経緯。
「yorimichi」というこの場所のショップコンセプトに親和した点でもありました。
動く什器は“U-GU(遊具)”と名づけました。
運用が始まった今、月毎の展示販売に合わせてU-GUがとても上手に、とても楽しく動かされていて、その変容ぶりは私たちの想像以上。
これからも、“動くタイルインテリア”のいろんな風景を楽しみたいと思います。
クライアント @yamavicohaus
銭湯絵 @gondanaohiro
写真 @akari.kuramoto